太陽光発電とは?
太陽光発電は屋根に太陽電池を取り付け、太陽の光で電気をつくります。
つくった電気は実際にご家庭で使用して、使いきれずに余った電気は電力会社に売ることもできます。
災害で停電になった時でも太陽が照っていれば電気を使うことができる、環境にやさしく、経済的にも嬉しいシステムです。
なぜ、今太陽光?
地球温暖化は今後も進み、その原因は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスであると言われています。今世紀末までに、地球の平均気温は最大で6.4℃上昇するというデータもある程です。
日本は、地球温暖化防止京都会議で、2008年から2012年までに温室効果ガス(二酸化炭素など)を6%削減するという目標を決定しています。
その対策のひとつとして、国も推進しているのが太陽光発電なのです。太陽光発電は、発電時に二酸化炭素を出さず、騒音もなく、排気ガスも排出しません。とても環境にやさしいクリーンなエネルギーなのです。
太陽光発電の仕組み
住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が発電した直流電力を、パワーコンディショナにより電力会社と同じ交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品に電気を供給します。
一般の系統連系方式の太陽光発電システムでは電力会社の配電線とつながっているので、発電電力が消費電力を上回った場合は、電力会社へ逆に送電(逆潮流) して電気を買い取ってもらうことができます。反対に、曇りや雨の日など発電した電力では足りない時や夜間などは、従来通り電力会社の電気を使います。
なお、こうした電気のやりとりは自動的に行われるので、日常の操作は一切不要です。